十四ミリ ページ15
私は轟くんの後ろ姿をずっと見ていたせいで、自分の試合が迫っていたことに気がつかなかった。
……はっはっはっ。
「走れ！」
――――――――――――――
「ふー……」
ここまで来たらもう間に合うだろうという場所へ来たので、私は再び歩き始めた。
すると、すれ違いざまにある人物がいた。
轟くんがだった。
私は少しだけ焦った。
だが、こっちが一方的に知っているだけだから
轟くんに話しかけられたりはしないだろう、と
自分を落ち着かせ歩を進めた。
よかった〜と心の中で呟いたのもつかの間。
「おいちょっといいか？」
どうやら誰か知り合いがいたようだ。
ま、私には関係ないけどね〜
「おい！」
型を捕まれ、ビクッとした。
「私かよ」
「お前しかいねぇだろ」
うん、周りを見渡しても誰もいない。
うん、私しかいないっすね。
「はよ用件いえやコラ…こちとらいそいでんじゃこら。」
「全然怖くねぇ」
そらね。
一ミリくらいしか演じてないもん。
私が本当に演じたら、どう思うんだろう…
ってそれは置いといて。
私、何かした記憶がごさまいませんよ。
なんですか？
「お前、さっき俺と緑谷の会話聞いてただろ」
「うん。聞いてたけど…はっ！ごめん！聞かれたくなかったよね」
「え、いや、そうじゃない。さっき…」
「えっとですね…私、次試合なんですよ…」
「？だから？」
「バイバイだ！またあーうひーまーでー！」
とにかく走る。
もう控え室前までやって来たので安心してドアを開ける。
いやぁ〜我ながらいい言い訳を思い付いたなあ〜。
…ハッ！もしかして
…天才？
と、ずっと独り言をいっていた
梨花であった。
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
