二十四ミリ ページ26
しばらく轟と緑谷の試合を見ていたが、
一向に終わる気配がしない。
だが、見てて飽きることもない試合だった。
良くも悪くも印象に残りそうな試合だったからだ。
その理由のひとつとして、
緑谷が個性の関係で指をボロボロにしながらも
戦ってる姿があったからだ。
だが、従姉の梨花にとってはハラハラしかなかった。
そんな梨花でも、緑谷の個性より気になった一つの事があった。
それは、二人の会話だ。
観客席からは何を言っているのか聴こえずらいが、
何かを言い合ってるのはわかる。
お互いの心の叫びを言い合っているのだと感じた。
「…悪かっ…が…どりや…げで」
全部は聞こえないが、所々聞こえてくる。
(……何いってるか全然わかんない…)
当たり前だ。これで全部聞こえていたら逆にすごいと思う。
「…どこ見てるんだ…！」
(あれ？)
「てめェ…
何でそこまで…」
「震えてるよ、轟くん」
何故か、周りの雑音が一気になくなり、一つ一つの言葉がしっかり聞き取れるようになった。
だが、周りを見ても皆しゃべっているようにしか見えない。
(私だけ……？)
疑問に思った梨花だったが、緑谷がどんどん話始めるので、考えることをやめ、集中をした。
「個性だって身体機能のひとつだ…
君自身、冷気に耐えられる限度があるんだろう……!?」
(すごい……！たった数分でそこまで観察していたんだ…！全然分からなかった…)
梨花は悔しい気持ちと尊敬の気持ちがあった。
「で、それって左側の熱を使えば解決出来るもんなんじゃないか……？
っ！！皆…本気でやってる…勝って…目標に近づくために…っ一番になるために！
半分の力で勝つ!?まだ僕は君に傷ひとつつけられちゃいないぞ！
全力でかかってこい！」
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
