二十六ミリ ページ28
「捨てられるわけねえだろ
そんな簡単に覆るわけねえよ。
ただ、あの時、あの一瞬は
お前を忘れた
それが良いのか悪ィのか正しいことなのか……
少し…考える。」
(轟くん…)
轟は、緑谷と戦い、本の少しだけ丸くなったような感じがした。
(このまま『自分』ができてきたらいいな)
と干渉に浸っていた梨花は、現実に戻された。
「電灯さーん！飯田くーん！次試合ですよー！早く控え室に来て下さーい！」
「あ！今行きます！」
梨花は再びやる気を取り戻し、試合に集合をしようと思った。
・
・
・
『さあ、気を取り直してサクサクやるぞ!!!!
バカがつくほど真面目！ヒーロー科、飯田天哉!!!!
VS
よく残れたな！普通科、電灯梨花!!!!
スタート!!!!』
スタートと同時に、飯田はこちらに突っ込んできた。
(避けられない__！)
飯田のけりが梨花の腹に入った。
『おおっと！いいのはいったー！』
「ぐっ！」
思わずふらついてしまった梨花。
その隙を見逃さず、梨花の腕をつかみ、場外に出させようとする。
「あともう少し！」
飯田はそういった瞬間、倒れこんだ。
「あっぶな！」
そう言い、起き上がった梨花。
そう、梨花は飯田が腕をつかんだ瞬間、電気を飯田の体内に流し込んだのだ。
「ぐっ……体が……」
飯田は体がしびれて動けないようだ。
「飯田くん、行動不能！電灯さんの勝ち！」
わぁー、と喚声が挙がるなか、梨花と飯田は互いに握手をしていた。
「ありがとう、飯田くん。いいしあいだったよ」
「いや、こちらこそだ。君のお陰で学べたこともあったからな。
次は負けないぞ！」
緑谷と飯田が仲良いのと同じように、この二人も案外気が合うのかもしれない。
流石遺伝は怖い。
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
