三十四ミリ ページ36
轟side
「ぐっ……!」
熱い
身体が焼け落ちそうな熱さに包まれている。
(…やっぱ、なれないことするからだな…)
もうだめだ、そう思った瞬間、
「…ろきくん!」
声が聞こえた。
(誰の声だっけ……)
意識が朦朧としてくる。
顔が見えない。
(もういいかな…)
すると、左手に、温かい何かが触れていた。
今、左は個性で熱いはずなのに、その触れたなにかは、とても安心できる温かさが感じられた。
「轟くん……!」
そのあとは何がおきたかよく覚えていない。
___________
「轟くん!」
声が聞こえ、俺は目覚めた。
(電灯……？あ…手…電灯だったのか…
ここ……保健室か…)
「…で、んとうワリィ、な…」
「何で轟くんが謝るの！？悪いの私だよ!!!!
ごめんね…ごめんね。
私があんなこといってなければ…!」
「大丈夫だ。結果オーライだ。」
「それでも…!」
「ホントに大丈夫だ。逆に電灯は大丈夫なのか？」
「え…と…、うん、大丈夫！」
…曖昧だな。
きっと大丈夫じゃないけど、俺が次試合だからって気を使ってくれてんだと思う。
その気持ちは充分にわかるから、それ以上の散策は止めた。
「…まぁ、怪我のことはあとでじっくり聞くぞ。その時改めて謝るから」
「別にいいのに…」
「それでもだ！お前は女子なんだから怪我が残ったりしたら大変だろ？」
「う、うん。わかった(イケメンや)」
「じゃあ、俺次試合だから。またな」
「うん！えと…試合、頑張って！」
「…おう」
そのほんの少しの応援が とてつもなく嬉しかったことは轟はまだ気づかない。
いつになったら気づくことやら
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
