三十九ミリ ページ41
「負けちゃった…」
私はテレビモニターを見ながら呟いた。
予想通り、轟くんは負けてしまった。
予想通りといっても、私は轟くんを応援していたので、ショックな気持ちもある。
(私のせいだ…)
そう思ってはいけないと思っても、そんなの、無理だ。
私は落ち込んでいた。
(あ、…次表彰か)
私は立ち上がり、歩き出すのであった。
数分後
「ここどこだ…」
私は方向音痴だ。
雄英広すぎだろ…
というか、私はどこに向かおうとしていたんだろうか。
ベスト４は表彰するからとしか言われていない。
「はは、ホントにバカだな…」
ドンッ
「わっ…！」
私は下を向いて歩いていたせいか、曲がり角で見事に人とぶつかってしまった。
「ワリィ」
その声に聞き覚えがあった。
(…この声…もしかしなくても…)
そう、轟くんだった。
今一番会いたくなくて、一番会いたかった人。
「ははっ、…タイミング悪すぎ…」
「何がだ？」
心のなかで呟いたつもりが、言葉に出ていたらしい。
私が轟くんに会いたくない理由は、皆さんご存じの通り、怪我のことだ。
きっと、問いただしてくるだろう。
同時に、私は轟くんを慰め…いや、色々話したいという気持ちもあった。
だから、タイミングが悪いと思ったのだが…
(そんなこと轟くんに言えないや)
「ううん、何でもない」
これで退いてくれるかと思った私がバカだった。
「嘘つけ、顔に書いてあるぞ」
えっ！、と驚き私はジュースを脇に抱え、手で顔を覆った。
その行動を見た轟くんは笑いをこらえていた、
「カマかけただけなのに…っ…本当に面白いな…」
「むぅ」
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るぅ(プロフ) - ちぃさん» はい！！！！あざっす！！！ (2019年12月10日 20時) (
レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - るぅさん» いえいえ！こちらこそ急に指摘しまってすみませんでした。 私るぅさんの作品楽しく読ませってもらってます！！！これからも頑張ってください！！！ (2019年12月10日 17時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ちぃさん» あ！すいません！ご指摘ありがとうございます！もうちょっと頭良くしてから小説書かないとですね...！ (2019年12月10日 15時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 初めまして、ちいといいます。読んでいて思ったのですが○○sidとなってるんですがsideの間違いではないでしょうか？いきなりの指摘ですみませんでした (2019年12月9日 23時) (レス) id: ec877f35b2 (このIDを非表示/違反報告)
千々 - はっはっは多すぎかワロタｗｗ (2019年8月22日 10時) (レス) id: 787908e789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ | 作成日時：2019年4月18日 15時
