ならなくとも15 ページ15
コンコンコン、ととある人の部屋の扉をノックする
はーい、と返事が聞こえてきたので私はドアノブに手をかけカチャリと扉を開けた
｢あれ、珍しいねAちゃん
今日はなんの薬をご要望だい？｣
｢察しがいいね“くられ先生”
…記憶を無くさせる薬が欲しいの
注射器に入れられるような、液体の｣
私がそう言うと｢またかぁ…｣とくられはため息をついた
また？と私が言うと一般兵も記憶を無くさせる薬を頼んだとの事
へぇ…
｢まぁいいや
一応作ってはあるから渡しとくね
記憶…飛んだとしても半日分かな
急いで作ったからねぇ
あ、これあげる代わりに鬱くん呼んできてもらっていいかい？｣
｢ありがとうくられ先生
大先生…？…分かった
じゃあまた…｣
またね〜、とくられが言うのを最後に私はくられの部屋を出た
注射器はこっそりしんぺい神の所から借りてきた。盗んではない。多分
注射器に薬を流し込むと私は薄く微笑んだ
｢…ふふ、綺麗
早く行かないと、ロボロがどっかいっちゃう…
急がなきゃ｣
駆け足でAは階段を駆け上がった
──────────
自分の部屋まで辿り着き、チラッと部屋を見てみると…
｢……？…なんや？この紙…｣
｢(や、やば…ポエム的なの見られた…はぇえ…)｣
｢〜〜〜
…は？｣
全部読まれた、ヤバい、私は1番にそう思った
でも手に持っているものを見よう
…記憶を無くせる
今見たものも、全部忘れさせられる
｢…見られちゃったね｣
そう言うとロボロが何かを言ったが私には罪悪感しか無かった為何も聞こえなかった
プスッ、と針を刺しロボロが眠ったことを確認すると、私は大きくため息をついた
｢…全部全部、ロボロは何も見なかった…
…ごめんなさい
………馬鹿な私にはこうするしか思いつかなかった｣
私すっと…静かに、涙を流した…
｢……ロボロ…？A、ちゃん…？｣
後ろから見ている影に気づかずに…
(君ノ事ガ大好キダカラ、コウシテシマウ)
──────────
サボっててすいません
勉強とリアルが忙しくて…
これからはできるだけ更新します
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雪うさぎ@国民同盟(プロフ) - 鏡餅さん» メリーバッドエンドですね！ありがとうございます！私も最近ハマっているので…笑 (2019年3月14日 5時) (
レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
鏡餅(プロフ) - メリーバッドエンドに最近ハマってるのでメリーバッドエンドでお願いしますm(*_ _)m (2019年3月13日 22時) (レス) id: 4187f67cf5 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ@国民同盟(プロフ) - アイル＠食害推しさん» 通知を見てぶっ飛んできました()愛されって多いしまぁ嫌われでも我々さんのイメージを低くしちゃうのでこうなりました←更新多くできるように頑張ります！！ (2019年3月4日 17時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
アイル＠食害推し - はぇー...なんか好きです()こういう愛されでもなければ嫌われとか裏切りじゃないってなんか新しい,,←更新頑張ってください！ (2019年3月4日 17時) (レス) id: d83f9c610d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪うさぎ | 作成日時：2019年3月2日 20時
